縦向きの画像が何人かいらっしゃったので、次回横向きで撮影して下さい!

参加者の感想

・ゴミイエローさんは磯子区障害者地域活動ホームという障害を持った方たちと共に、2年ほど前から月に1度、磯子駅の周辺を清掃活動している。先月から近所の「はまマーケット」の清掃もしている。今回は日曜日だったのでゴミイエローさん単独で清掃。まだまだ地域になじんでないので、子どもが泣いたり、大人も驚いて近づいてこなかった。でも基本的には皆さんありがとう、とかご苦労さん、と声をかけてくれた。ゴレンジャーのキレンジャーのようなマスクの上から今回のマスクをかぶって、とても暑かった。「私たちも存在しているんだ」と言う、住民の人やデモンストレーションとして。

・タケマサさん。自宅から近い新宿中央公園での清掃記録。新宿は新型コロナのエピセンターになっているといわれるが、「治って欲しい、きれいになって欲しい」という思いを込めて清掃したとのこと。子どもに見られたが、こういう大人もいるよね、という扱いだった。新宿の象徴でもあり、コロナ対策の本部のある都庁を背景に記録を撮影。

・ダイソンさん。まず初めに自宅の窓を掃除した時には緊張しなかったが、公園の落ち葉を掃除。他人の目があるので緊張したけど、マスクをかぶってしまえば気にならなくなった。それと側から見たら変な人(不審者)だけど、でも今こうやって参加している人もマスクをかぶって清掃している人が他にもいると思うと、気分がほぐれたというか。他の人も日本のどこかで同じようにやっていると思うと、ちょっと緊張が解けたような。背中を押された気持ち

・ミツキさん。コロナ禍になってからよく近所を散歩するようになった。気づかなかった裏山があることをしったりして、そんな散歩道を掃除しようと思った。犬の散歩をしている人が多く恥ずかしかったが、声をたくさんかけてくれて、普通だったら声をかけられることはないのに、繋がりのきっかけや話すきっかけになれたのかな、と。  マスクと背景が相まって、その集落の踊りのように見えますね(岩井)

・カジワラさん。自宅の周りの清掃。落ち葉とか落ちていた。近所の子どもたちには変な目で見られていた。

・タケシマさん。自宅前と近所を妹と一緒に清掃。インスタにアップしたら、良い反応があった。いつも家の前を清掃しているので、同じようにマスクをかぶって清掃。学校と清掃はとても深い関係があると思うので、その点も興味深いです(岩井)


境界線、線引きについて。

「汚い/きれい」の判断。線引き。例えば葉っぱ一枚落ちているだけで汚いと感じたり、逆に新宿のゴールデン街のようにタバコの吸い殻が落ちていても普通に感じたり、雑然としている方が心地よかったり。その境界って勝手決めてしまったりするのですが、その辺皆さんは今回掃除してみてどうでしょうか?

・にゃんにゃにゃーさん。うちは一軒家だけど、家の前だけ、というわけにはいかず、結構上の方までできる限りやってしまう。きっちり分けて、というわけにはいかない。実際できない人もいる。高齢者とか。そういう人たちの場所をやるのも当たり前という気もするし、だけど、それがいつものことになってしまうと負担も大きい。

参加者の父がこのワークショップ期間中に亡くなったことから「穢れ」を清めるということにも話が及びました。

「線引きされるのは効率良く清掃するためには必要なのでは?」という意見があがる一方「線引きされる側はたまったものではない」という意見が出ました。また線引きを行う「政府」はイコール国民なのか、という話にまで発展。時間切れになってしまったので次回に持ち越しになりました。

マメさんの父がこのワークショップ期間中に亡くなったことから「穢れ」を清めるということにも話が及び、「みそぎ」「気持ちこを込める」という宗教的・精神的な側面にも話が広がりました。

またカゲヤマさんは10数年間ハウスクリーニング業を通して感じたこと、実際の業務ではマスクや手袋をつけなかったり、「慣れ」や「免疫」にまつわる話を聞かせてくれました。

※インスタグラムにちょっこっとコメントしていってるので、もし良かったら目を通してみて下さい。